オーシャンズ

天神東宝 3Fでオーシャンズを見た。

海に暮らす生き物たち(魚、イカ、タコ、イルカ、サメ、シャチ、クジラ、オットセイなど)、それら個体がぶつかる時や捕食する時の音が凄い。よく録れてる。後で人工的に付けたのか?映像もいい。

ただ海洋映画に徹すればいいものを、最後の30分ぐらいを反漁業、反捕鯨、温暖化、環境・自然保護を訴えて映画をダメにしてる。フランス人の視野の狭い押し付けはうざい。不都合な真実のゴア並みに薄っぺらい。エコに配慮した製品を使っているとか、これはエコ製品だからいい、エコに配慮した生活等とエコ、エコ言いながら、手洗い後にハンカチではなくトイレットペーパーで手を拭く奴並の頭の悪さ。足もとから間違っているという

無制限な漁業は確かによくない。しかし漁業は何でもかんでも悪いのか?網に大型魚が絡まった映像、フカヒレをとるために背びれと尾びれを切り取ったサメを海に捨てるという映像はショッキングだが、一方的で意図的だ。網を使った漁業もよくよく考えて、対応してのものならいいと思うし、サメもひれ以外の部分も大事に使っている(無駄にしない)ならいいと思う。
最後に映画では、撮影するために魚を傷つけることはしなかった、という旨の注意書きが出る。

オーシャンズ (映画) - Wikipedia

asahi.com(朝日新聞社):動物との一体感表現 「オーシャンズ」の両監督 - 映画 - 映画・音楽・芸能
そのためには、ドキュメンタリーの枠組みを超えた撮影も辞さない。例えば、フカヒレ漁の漁師がヨシキリザメのヒレだけを切り取って、胴体を海に捨てるという衝撃的な場面がある。

クルーゾー監督は「実はあのサメはロボットなんです」と打ち明ける。「私たちは実際の漁の映像を見て、それを忠実に再現した。だって私たちはサメがそんなひどい目に遭っている場面に立ち会い、観察者としてカメラを回すことなど出来ませんから」